
常識vs原理原則
どの世界にも常識と言われるものがある しかし、この常識が必ずしも正しいとは限らない。
私がアスリートの体をサポートする中で、大切にしているのが、原理原則です。
沢山の競技に関わらせてもらったが、面白いくらいその競技の常識と私の原理原則は相反することが多い。
何故そのようなことが起こるのか私にはわからないが、怪我の原因もパフォーマンスの伸び悩みも、ほとんどがこの常識によるものである。
多くの場合この原理原則は、常識と相反するので、時に選手や指導者を混乱させることもある。もっと言えば聞く耳を持ってもらえなくもなる。
私自身専門家を名乗るのであれば、常識を語るのではなく原理原則で導きたいと思う。
一方で、その競技や相手の常識というもに理解を深め、その選手の可能性を最大限に引き出したいと思う。
次のシーズンに向けて、女子アルペンスキー選手、上村仁華選手のオフトレーニングがスタート。
常識の壁を破り、原理原則を理解し、さらなる可能性を引き出すには最も良いタイミング。
この度は、原理原則に基づいた左右への重心移動を特訓。より安定した滑りを身につけることになるでしょう。
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