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【変形性股関節症からの回復】杖を使わなくても歩けるようになった方法とは?

【はじめに】

股関節の痛みで杖をつかないと歩けなくなった方が、杖を使わなくても歩けるようになった経験を紹介します。今回は、その方の経緯と、変形性股関節症についての最新の考え方と対応方法について解説します。

歩けるようになっていく様子の動画も併せてご覧ください。
杖を使わなくても歩けるようになりました

この方は、股関節が痛くなる前までは、犬のお散歩をはじめウォーキングを一日一万歩以上歩いていた方です。
そんな方がある日、股関節が痛み出しそれから数カ月経っても、痛みが治まることはありませんでした。
すると歩数も一日千歩程度と激減しました。また整形外科に行き診察を受けたところ、変形性股関節症と診断を受け、手術についても説明を受けたとのことです。

そんな状況の中、杖をつき足を引きずるようにして、来店されました。
できるだけ手術はしたくない。今より少しでもいいから痛みを減らしたいとのことでした。
そこで私が、説明と提案したのが、近年の変形性股関節症についての考え方と、今後の対応の仕方についてです。

【変形性股関節症とは?】

近年の変形性股関節症は、手術をしないでも痛みが無い状態をつくることができる。但し個人差はあるがその状態になるのには時間がかかるとお伝えしました。基本的にこの障害は骨の周りをコーティングしている軟骨の変性によるものが原因です。つまり時間の経過とともに軟骨が本来の性質を失っていき骨と骨の間(関節)が狭まってくることで、変形が進行していくというものです。従来の考え方では、その状況から痛みを無くすためには人工関節に変える手術しかない。というのが基本的な考え方でした。しかし今は違った常識が広まりつつあります。それは進行が進むにつれ新たな組織が形成され、痛みが無くなるというものです。変形性関節症に悩む方にとっては朗報とも言えるのではないでしょうか。

【リハビリの重要性】

しかし問題はその状態になるまでのは、個人差がありますが年単位で時間が必要な場合があります。つまりその間は痛みや股関節の不便さと付き合う必要があるということです。そこで重要なのがリハビリとなる訳ですが、具体的には使い方です。股関節を適切に適合させた状態で使うことが重要です。
これは、闇雲にストレッチをしたり筋トレをしても良くならないどころか、かえって痛みが増してしまいます。

【リプログラミングの方法】

ではどうするのか、私は人体のシステムエラーをリプログラミングすると表現します。
こういったトラブルが発生すると、体の使い方という点でシステムエラーを起こします。このエラーは、筋肉の硬さや弱さという点だけでなく、脳も含めた使い方の問題と捉える必要があります。このエラーを適切にリプログラミングすることができれば、変形性股関節症自体は進行していたとしても驚くほど痛みは改善することができます。この正しい使い方と時間とを掛け合わせることで、手術をしなくても大丈夫な状況を作り出すことができるということです。

【まとめ】

誤解をして欲しくないのは手術して人工関節にすること自体を否定している訳ではありません。現に私のところに来ている方でも手術を選択した方は何人もいます。そして術後のリハビリをきちんとすることでとても良好です。どちらもメリットとデメリットがあります。しかしどちらも適切なリハビリが必要です。この事でお悩みがある方はご相談下さい。
杖を使わなくても歩けるようになりました

最後までご覧いただきありがとうございました。

白金コンディショニングセンターは、体の正しい使い方を専門とした、パーソナルコンディショニングをご提供しています。

 

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