怪我をしにくい体ってどういう意味?そのためにしなければいけないことは?
スポーツをしていると、どうしても怪我のリスクは高まります。そのスポーツが競技として競っているのか、それとも健康のためにやっているのかによっても、負荷のかかり方は異なるので、リスクの大きさには違いがあります。
しかし、健康のためにと言ってジョギングをしている方が、実は膝を痛めた、足の裏が痛い、などといったことが起こることは少なくありません。
では、ジョギングを辞めた方がいいのか、ジョギングは体に悪いのか、そうではありませんね。
そこで、怪我の予防に対して意識が高い方は、ウォーミングアップやクールダウン、ストレッチやマッサージ、という具合に取り組んでいます。
そんな中、今回のテーマでもある怪我をしにくい体とはどういう意味なのか、お伝えします。
結論からお伝えすると
『人として正しく動いている』
ことがとても重要です。
もう少し説明を加えると
『関節の構造通りに動いている』
ことが重要ということです。
構造通りに動いていない、とすればそれだけ関節や靭帯、筋肉など各組織に負担がかかります。
ということで、先ず理解しなければいけないことは、
怪我をしにくい体=関節の構造通りに動いている体
ということです。
多くの場合は、関節の構造通りに動いていなくても、すぐに痛くなる訳ではありません。
少しづつ間違ったストレスが体に加わり、そのストレスが限界を超えた時、炎症を起こし、痛みを伴うことになります。
私が常々言うのが、怪我をした時『治す』と言いますが、最も重要なことは『直す』ことだとお伝えしています。
つまり、怪我を治す、又は予防するためには、動きを直す、ことが重要です。
ウォーミングアップやクールダウン、ストレッチにトレーニング、どれも怪我をしない体になるためには重要なことです。
しかし、その根底には、『関節の構造通りに動く』ということが重要であることを覚えておいて下さい。
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