怪我をした選手 どうしたら早く競技に復帰できるの?そのために必要な重要なこと 前編【解説動画付き】
こんにちは、体の整備士田口昌宏です。
テーマ
今回は、怪我をした選手が一日でも早く競技に復帰するために必要なことをまとめました。
解説動画
怪我には、大きく分けて2つあります。
交通事故のような一回の大きなアクシデントがきっかけで起こる怪我と、気づかないうちに負担が積み重なって、ある時期を超えると起こる怪我があります。
どちらにしても、発生すれば痛みが伴い競技の実施が不可能となります。
こうならないように予防することが重要ですが、やむおえず怪我をしてしまった場合、できるだけ早く競技に復帰したいと思うでしょう。選手は勿論ですが、監督やコーチも同じように思うでしょう。
ところが、早く復帰するどころか更に悪化させてしまうことや、ひたすら待っても良くならい、という具合に怪我に悩まされるという状態になる選手が多くいます。
そうならないためにはどのように考え、進めれば良いのでしょうか?
結論
原因を明確にし、怪我の負担にならないできることから段階的に回復させる
これが重要です。
原因というワードと、できることからというワードがとても重要です。
解説
今回は何故、原因を明確にすることが重要なのかについて解説します?
それは、この原因から避けることが痛みを発生させないために最も重要なことだからです。
怪我をしたら、病院に行くことはとても重要なプロセスです。そこで、大切なことは、どんな怪我をしているのかを、明確にすることと、何故その怪我が起こったのか原因を明確にすることです。
しかし、ここが曖昧になりやすく、競技復帰を遅らせる原因の一つになります。
病院で医師に診てもらうにしても、トレーナーに診てもらうにしても、先ずおさえなければいけないことは、原因だということをよく覚えておいて下さい。
この原因がわかれば、どのくらい競技から離れなくてはいけないのかが明確になります。
また、原因とその対処法次第ではその場で復帰が可能になります。
しかしあくまで原因の発見がベースであることは忘れてはいけません。
テーピングの仕方や、ストレッチの仕方、治療の仕方などの対処法が先行していけません。
原因からではなく、方法から解決しようとすることが最も効率の悪い方法だからです。
次に何故、できることからという段階的な方法が重要なのでしょうか?
これについては、次の記事(後編)でお伝えします。
併せてご覧下さい。
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