体力づくりは社会的価値である——女子アルペンスキーヤー上村仁華選手の挑戦を通じて
私がサポートしている女子アルペンスキーヤー、上村仁華(かみむら にか)選手が、今シーズンに向けてヨーロッパへ旅立ちました。
昨シーズンは、優勝という成果を掴む一方で、転倒による顔面の大怪我という大きな試練も経験しました。まさに、アスリートの世界ならではの「極限の戦い」だったと思います。
その中で、今シーズンに向けたテーマは**「体幹の強化」**。
連戦や長期遠征に耐えられる“ブレない体”をつくるため、TAIKAN整体のメソッドを取り入れ、体の軸を整えることに集中してきました。
体力づくりで最も大切なのは、**「何に適応させたいのか」**を明確にすることです。
上村選手の場合は、「雪上での高速ターンや不安定な環境に適応できる体」。
そのために、日々のトレーニングすべてが、シーズン本番を想定した“準備”であり“投資”です。
これはアスリートに限らず、すべての人に共通しています。
経営者も、ビジネスパーソンも、私たちは日々「変化に適応する力=体力」が求められています。
だからこそ、**体力づくりは個人の健康を超えた“社会的価値”**であると私は考えています。
上村選手には、オフシーズンで築いた体幹力を存分に発揮し、今シーズンも挑戦を楽しんでほしい。
そして、彼女のように“体の力で未来を切り拓く”姿を、これからも多くの人に届けていきたいと思います。
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