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作業療法士、硬い足首、自身の体を通じて柔らかくするためのコンディショニングを学ぶ

作業療法士のT様、日々の臨床に活かすために、継続的にコンディショニングについて学んでいます。
今回のテーマは足関節背屈制限による可動域の改善でした。

いわゆる足首が硬いという方に対する改善方法です。
T様自身も足首が硬いという自覚があり、身をもって改善を体験できたとのことです。

どうしたら改善できるかを早く知りたいところではありますが、その前に

足首の構造や機能から学び直し、次に動きの評価、そして最後に改善方法です。

ポイントは、やり方の前に構造解剖学や機能解剖学、運動学といった人体の仕組みを理解してから改善方法を学ぶということです。

特に足関節の場合は複数の関節が組み合わさっています。つまり、足首が硬いと言ってもどの関節の動きの問題なのかで方法は異なります。

このような事を2時間に渡って今回は学んでいきました。
その成果がこちらです。右足首

何もしていないのがこちらです。左足首

2時間も足首を動かしていたわけではありません。実際に足首を動かしたのは5分程度です。

あとは殆ど理屈や背景を理解するために時間を使いました。
急がば回れとはこのことでしょう。
大切なことは何をやるかではなく、何故やるかです。
これがきちんと整理できていれば、やることはとてもシンプルであってもとても効果が高いものになります。

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